コラム

住まい方アドバイザーが答える住まいのお悩み相談室vol.13「家づくりを考えていますが、物価や金利の話を聞くと不安。今は待つべき?進めるべき?」

みなさんこんにちは。

長野県松本市の工務店・フルハタ建設の住まい方アドバイザー、古畑です。

 

最近は、物価上昇や住宅ローン金利のニュースを目にする機会が増えました。「家を建てたい気持ちはあるけれど、今動いていいのか分からない」「もう少し待った方がいいのでは?」というご相談もよくいただきます。

 

まずお伝えしたいのは、物価や金利が今後どうなるかは、誰にも分からないということです。上がるかもしれませんし、下がるかもしれません。また、ご自身やご家族の収入が将来どう変化するかも、正確には予測できません。

 

だからこそ、「金利がどうなるか」よりも先に考えていただきたいことがあります。

それは、「なぜ家が欲しいのか」ということです。

 

現在、賃貸住宅にお住まいの方も多いと思います。それでも『自分の家を建てたい』と思うのはなぜでしょうか。お子さまが大きくなって手狭に感じているからでしょうか。家族がのびのび暮らせる環境が欲しいからでしょうか。それとも、将来に向けて安心できる住まいが欲しいからでしょうか。

 

まずは家を持つメリットとデメリットを整理し、本当に今の自分たちに必要なのかを考えてみることをおすすめします。

家は単なる建物ではなく、家族にとっての安心材料にもなります。子どもたちの成長を見守る場所であり、家族が帰ってくる場所でもあります。

また、持ち家には暮らし方や家族構成の変化に合わせて手を加えていけるという魅力があります。子どもが小さい頃、成長した後、夫婦二人の暮らしになった時。その時々の暮らしに合わせて改修しながら、住まいを育てていくことができます。

 

一方で、家づくりには大きなお金がかかります。だからこそ、ご夫婦やご家族でしっかり話し合うことが大切です。

その際におすすめしたいのが、ライフプランを作ることです。お子さまの教育費、車の買い替え、老後資金、旅行や趣味など、これから必要になるお金を整理し、そのうえで住まいにどれくらい予算をかけられるのかを考えてみましょう。

ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談し、一度ライフプランを見える化してみるのも良い方法です。数字で確認することで、不安が和らいだり、自分たちに合った予算が見えてきたりすることがあります。

 

また、「建てる」と決めたとしても、すぐに住めるわけではありません。土地探しから始める場合はさらに時間がかかりますし、現在は資材や設備の納期が以前より長くなるケースもあります。

そのため、「建てるか、建てないか」を急いで決めるのではなく、ご家族でじっくり考える時間を持つことも大切です。今の暮らしに何を求めているのか、どんな未来を描きたいのかを話し合う時間は、決して無駄にはなりません。

そして、住まいの選択肢は新築だけではありません。中古住宅を購入してリノベーションする方法や、ご実家をリノベーションして住み継ぐ方法もあります。どの選択が正しいかは、ご家族の状況や価値観によって異なります。

 

「今は待つべきか、進めるべきか」という問いに対して、誰にでも当てはまる正解はありません。ただひとつ言えるのは、その答えは市場やニュースの中ではなく、ご家族の暮らしの中にあるということです。

まずは家族でこれからの暮らしについて話し合い、自分たちが本当に望む暮らしを整理してみてください。その先に、ご家族にとっての最適な住まいの選択肢が見えてくるはずです。

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「住まい方アドバイザー」は、
「どんな家に住むか」ではなく「どう暮らしたいか」に着目し、
家族の関係性や日々の過ごし方、価値観を丁寧にヒアリングします。

家具や家電の置き場所まで設計図に盛り込むことで、
ご家族が理想の暮らしを具体的にイメージできる住まいを実現します。

「モノ・空間・暮らし」を融合させ、
快適な住まい方を提案するプロフェッショナルです。