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2025.01.31
本当に必要?取り入れる前によく考えたい間取り3選
みなさんこんにちは。
長野県松本市の工務店、フルハタ建設です。
家づくりの中で、間取りの計画はとても重要です。家族の暮らしやすさを大きく左右するだけでなく、住み始めてから「思っていたより使いづらい」と後悔する原因にもなります。今回は、実際に後悔しやすい間取りの例を3つご紹介します。
1.プライベート用と来客用に分けた玄関
「家族専用の玄関と来客用の玄関を分けたい」という希望を持つ方も少なくありません。しかし、いざ住んでみると、手前にある来客用玄関の動線の方が便利で家族も使うようになり、プライベート玄関が無駄になるケースがあります。
特に、プライベート玄関はスペースを取る割に使い勝手が悪くなりがちです。荷物の受け渡しや靴の収納など、日常的な動線が煩雑になる可能性もあります。玄関を複数設ける場合は実際の動線をイメージし、家族全員が快適に使える設計になっているか確認することが大切です。
2.細長いウォークインシューズクローク
玄関収納として人気のウォークインシューズクロークですが、細長い(奥行きが深い)タイプには注意が必要です。奥にある靴や道具が取り出しにくくなり、管理がしづらいだけでなく、不要なものを溜め込みやすいというデメリットがあります。
さらに、一方向だけの出入り口では動線が悪化し、「使いたい靴を取りに行くための靴が必要」といった面倒な状況に陥ることもあります。
もし物置としての役割を重視するのであれば、外物置を活用する方が実用的です。外物置なら、季節外れの道具や使用頻度が低いアイテムを効率的に収納できますし、室内の動線を圧迫することもありません。
3.玄関の目の前にトイレ
一見便利そうに見える「玄関近くのトイレ」ですが、配置によってはプライバシーの問題が生じます。特にトイレが玄関の正面にある場合、来客時に音が気になり、利用をためらう場面も考えられます。お客さまを迎えている際に、トイレから出るタイミングを気にしてしまう、という声も多いです。玄関近くにトイレを配置する場合は、直接目につかない位置に設置することをおすすめします。
今回ご紹介した3つの間取りはどれも一見便利そうに見えますが、実際の暮らしでは使いづらさや不便を感じることもあるようです。間取りを計画する際には、家族の日常生活を具体的にイメージし、動線や収納の実用性を優先して考えましょう。後悔のない間取りを実現するために、今回のポイントをぜひ参考にしてみてください。
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