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2025.01.24

キッチン収納を見直して、使いやすい快適空間に!

みなさんこんにちは。

長野県松本市の工務店、フルハタ建設です。

 

家の中で片づけるのがいちばん難しい場所は、実は「キッチン」と言われています。クリスマスやお正月などのイベントごとが終わった今こそ、キッチンまわりを見直してみませんか?

キッチンが片付かない原因

キッチンが片付かない理由の一つは、管理しなければならないものの多さです。つまようじのような小物から冷蔵庫のような大型家電まで、さまざまな種類のものが限られたスペースにぎっしり詰め込まれています。さらに、キッチンは毎日朝昼晩と頻繁に使う場所であるため、片付けるタイミングを逃しやすいのも原因の一つです。

動きやすく、使いやすいキッチンの条件

キッチンを快適に使うためには、効率的な動線と収納の見直しがポイントです。

 

1.ワークトライアングルの見直し

「ワークトライアングル」とは、コンロ、シンク、冷蔵庫を結んだ三角形の3辺の合計が360cm〜600cmの範囲内でおさまることを指します。この範囲に収めることで、調理の際の動きがスムーズになります。

キッチン本体は動かせませんが、冷蔵庫の位置を見直すだけで、動きやすさが大きく変わることがあります。たとえば、調理台から遠すぎたり、ドアが邪魔になる配置になっていないか確認してみましょう。

2.作業手順に合わせた収納

収納場所を決める際には、調理の作業手順を考慮することが重要です。たとえば、調味料は調理台やコンロ付近、カトラリーは配膳しやすい場所に収納するなど、手順に沿って使うものを使用場所の近くに配置すれば、自然と片付けもしやすくなります。(参考資料:『住まい方ハンドブック2』住まい方アドバイザー近藤典子、東京書籍)

 

3.動作空間の確保

キッチンを複数人で使う場合、動きやすいスペースを確保することが大切です。キッチンとカップボードや食器棚との間は、最低でも1mの距離を保つのが理想的です。これにより、作業中の人の後ろをスムーズに通れるようになり、ストレスが減ります。

 

家電の配置を見直す

現代のキッチンには欠かせない家電。電子レンジや炊飯器、トースターなどをどこに配置するかで、家事動線や生活動線が大きく変わります。現在の配置が調理や片付けの際に使いやすいかどうか、改めて確認してみましょう。必要であれば、造作家具や棚を使って別の場所に移動させることも検討してみてください。

パントリーの活用法

パントリーは便利な収納スペースですが、適切に整理されていないと物のたまり場になってしまうことがあります。まずは、おさめたいもののサイズを把握し、それに応じた棚の奥行きを見直すことが大切です。キッチンのほとんどのものは、奥行き30cmや40cmの棚でおさまると言われています。必要以上に深い棚を設けず、手前のものがすぐに取り出せる配置を心がけましょう。

 

キッチン収納の見直しは、動きやすく片付けやすい環境を作る第一歩です。収納場所や動線を整理することで、日々の家事が効率的になり、快適なキッチン空間を手に入れることができます。

ぜひこの機会にキッチンまわりの収納を見直し、使いやすい空間づくりを始めてみてはいかがでしょうか?

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