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2024.11.07
浴室・脱衣室の寒さを解消する!断熱リフォーム術
みなさんこんにちは。
長野県松本市の工務店、フルハタ建設です。
冬になると、浴室や脱衣室の寒さに悩んでいる方は少なくありません。この寒さを放置すると、ヒートショックのリスクも高まります。ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が急上昇や急下降し、心臓や血管に負担がかかる現象のことです。特に高齢の方や体調が悪い方には大きな危険が伴います。そこで今回は、浴室や脱衣室の寒さを効果的に解消するための「断熱リフォーム」についてご紹介します。
■断熱材を充填する・貼る
築年数が経っている家では断熱材自体が入っていなかったり、入っていても性能の低いものだったりするため、断熱材を改めて充填する必要があります。床、壁、天井に断熱材を入れることで、冷気の侵入を防ぎ、温かい空間をつくることができます。
断熱材を入れる場合は床や壁を壊して充填する必要がありますが、既存の床や壁の上から貼れるタイプの断熱材もあります。室内空間が若干狭くなったり、床が上がって段差ができてしまったりするデメリットはありますが、短期間かつ比較的手軽に断熱効果を高めることが可能です。
■内窓を設置する
断熱リフォームのひとつの方法として、内窓の設置も効果的です。内窓は、既存の窓に新たに取り付ける窓で、二重窓として断熱性能を高める役割を果たします。特に、脱衣室や浴室の窓からの冷気を防ぐ効果が期待でき、温かさが格段に向上します。また、内窓を設置することで結露対策にもつながり、カビの発生を防ぐ効果もあります。
■浴室乾燥暖房機を導入する
リフォームだけでなく、浴室乾燥暖房機の導入や脱衣室に暖房器具を設置することも、寒さ解消のひとつの方法です。特に、入浴前に事前に暖房機で浴室や脱衣室を温めておくことで、寒さを感じることなく入浴でき、快適なバスタイムを過ごせるようになります。
■ユニットバスを交換するだけでも効果大
新しい浴室に変えるだけでも、かなりの違いを感じることができます。最新の浴槽は保温効果が高いため、お湯が冷めにくく追い焚きの回数が減り、光熱費削減にもつながります。また、お風呂や洗面台のリフォームを検討しているなら、そのついでに断熱材の充填や内窓設置などの断熱リフォームを行うのがおすすめです。
浴室や脱衣室だけでなく、居室からの経路や廊下が寒いという問題も多く見られます。これらも一緒に見直し、対策を講じることで、家全体の温かさを向上させることができます。また、2024年12月までにリフォームを行う場合は、「先進的窓リノベ事業2024」や「子どもエコホーム支援事業」などの補助金を申請することができますので、ぜひこの機会を活用して断熱リフォームをしましょう!
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