スタッフブログSTAFF BLOG
2022.06.16
「無垢材」と「フローリング」、どこがどう違う?
みなさんこんにちは。
長野県松本市の工務店、フルハタ建設です。
家の内装材の中でも、「床」の素材は重要。
性質やお手入れ方法、見た目の印象、肌触りなどは素材によって変わってきます。
今回は一般的な床材として、無垢材と合板フローリングを比較してみます。
●無垢材
<メリット>
・見た目の高級感がある
・木の香りが楽しめる
・木独特のぬくもりがあり、冬場でもヒヤッとしない
・調湿機能によりサラサラしている
・経年による風合いの変化を楽しめる
<デメリット>
・木の収縮作用により隙間ができたり膨張したりする可能性がある
・節や木目が目立つものもある
・経年によって色味が変わってくる
・汚れを吸いやすく傷ができやすいものもある
・施工に手間がかかる
・合板フローリングに比べて単価が高い
無垢材の長所は、何と言ってもその肌触りの良さ。夏も冬も裸足で歩きたくなるのが無垢材の特長です。同じ無垢材でも硬い木材のもののほうが高価で、傷も付きにくくなります。万が一傷がついても、削って修復することが可能です。
ただし、もともと木の習性である、膨張、収縮、反りや割れなどの変形が起きる可能性があります。そのため、施工は職人さんの腕が試される場面でもあります。また、節や木目が多くあると、部屋の印象が変わってくることもあります。
●合板フローリング
<メリット>
・変形が少ない物が多いので施工が楽
・コーディネートしやすく選びやすいラインナップ
・無垢材より安価な場合が多い
・メンテナンスが楽なものが多い
・傷がつきにくいものが多い
<デメリット>
・物によっては耐久年数が短い
・調湿性がないので湿気でベタつく
水を吸わないようなコーティングがされているものもあるので、食べこぼしなどが気になるご家庭では合板フローリングの方がお手入れが楽かもしれません。節や木目も均一になっているので、部屋の印象が大きく変わることもありません。
ただ、一旦劣化し始めると一気にみすぼらしくなってしまうのが、合板フローリングの欠点です。
無垢材と合板フローリング、どちらにもメリット・デメリットがあります。
無垢材にも合板フローリングにも種類はたくさんありますので、「これだ!」と納得のいく床材を見つけましょう!
RELATED POST関連記事
NEW ENTRY