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2024.10.22
見て見ぬふりをしていませんか?押入れの上段・下段をチェック!
みなさんこんにちは。
長野県松本市の工務店、フルハタ建設です。
お家に和室がある場合、きっと押入れもあることでしょう。通常の広さは1畳ほど。下段+上段+枕棚、あるいは天袋という3つの構成になっていることが多いです。前回は天袋編をご紹介しましたが、今月は上段・下段についてお伝えします。
押し入れを効果的に使うためには、「高さ」「奥行き」「幅」の3つのポイントを押さえることが大切です。
■高さを生かす収納
上段:取り出しやすい高さを活用
上段は、腰から肩の高さに位置しているため、頻繁に使うものを収納するのに適しています。たとえば、普段使いの布団、洋服、掃除機などの日常的な生活用品を収めると便利です。収納ボックスや仕切りを使って、取り出しやすく整理しましょう。
下段:かがんで取り出すエリアは工夫を
下段はかがまないと物が取り出せないため、重いものや頻度の低いものを収納するのに向いています。たとえば、オフシーズンの家電や使い回しの少ない布団、娯楽用品などです。引き出し式の収納ケースを使うことで、必要なものをサッと取り出せるようにするのがポイントです。
■奥行きを活かす収納術
上段の奥行き活用
・スライド式ハンガーを導入する
奥行きのある上段には、スライド式ハンガーを設置し、手前に洋服を掛けられるようにすると、奥のスペースも有効に使えます。
・前後使いの工夫
手前にはハンガーラックを配置し、奥には奥行き15〜20cm程度の収納ケースを置いて、バッグやアクセサリーなど小物を収納します。こうすることで、奥に収納した物も取り出しやすくなります。
下段の奥行き活用
・押し入れ用引き出しケースを前後使い
押し入れの奥行きに合わせた引き出しケースを選び、シーズンごとに前後を入れ替えることで、衣類の管理がしやすくなります。奥行きの半分程度のケースを使うことで、奥にある物も無理なく取り出せます。
・ボトムスハンガーで収納力アップ
押し入れの幅を有効に使うため、ボトムスハンガーを取り入れると、スペースを無駄なく活用できます。
・押し入れワゴンの活用
キャスター付きのワゴンを取り入れることで、アイロンやソーイングボックス、取扱説明書などの書籍類を整理整頓できます。必要なときにはサッと取り出せるので便利です。
■幅の使い方を工夫する
襖を使う場合
布団などは縦に収納すると、幅を取らず省スペースで収納できます。立てて収納できるボックスや収納用品を利用すると、来客用の布団もスッキリ収まります。
襖を使わない場合
オープンな収納を目指すなら、キャスター付きの布団ワゴンなどを使うと、出し入れがしやすくなります。使用頻度の高いものを手前に配置し、サッと取り出せる環境を整えましょう。
押し入れ収納を最大限に活用するためには、「高さ」「奥行き」「幅」を意識して、収納スペースを立体的に使うことが大切です。収納用品を購入する際は、押し入れの内寸を正確に測り、スペースに無理なく収まるか確認することも忘れずに!
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